ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル ドライバー
2014/05/13 09:00
構えてみると?
今回で2代目となるインプレス RMX。前作はヘッドが1種類のみだったが、2014年モデルはヘッドが3種類ラインナップされている。今回試打するのは、その中でもプロ、ハードヒッター向けのツアーモデル。これは2012年に発売されたV202の後継機種と考えられる。ヘッド体積は435CC。洋なし形状のヘッドはハイバックで投影面積も小さい。マッスルバックアイアンのようなシャープな顔つきのドライバーだ。
ソール側に目を転じると、重量調整用のネジが2個配される。ひとつはヒールのネック部分、もうひとつはフェース側のトウ寄り。フェースに近い部分に重量調整ネジを配することで、重心を浅くすることを狙っている。ネジはヒール側に13g、トウ側に4gが標準装備。オプションで8.5gが2個付属する。重量ネジの配分を変えることで、重心距離が簡単に調整できる。
フェースの厚みは約54ミリ。フェースはそれほど分厚くないが、ヘッドが分厚くデザインされている。加えてリアルロフト角が小さい。構えた時に強い弾道をイメージしやすく仕上がっている。もちろん、フェースの向きはスクエアで方向性を出しやすい。
二代目RMXもヘッドとシャフトをそれぞれ単独で購入可能になっており、「ヘッドのみ」「シャフトのみ」といった買い方もできる。見た目通り、ハードヒッター向けなのかどうか、じっくりとテストしてみたいと思う。