マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル ドライバー

2014/05/13 09:00

自分に合ったスペックは?

心地よい打感が手に伝わり、低くて強い弾道が打ちやすい

表示ロフト角に対してリアルロフト角が小さい。ヘッドスピードが速い人でも吹き上がりづらいクラブなので、ロフト角で見栄を張るのは禁物だ。低い弾道を打ちたいハードヒッターを除けば、ロフト角は9度よりも10度の方が扱いやすいだろう。

純正のSシャフトはヘッドに比べるとややアンダースペック。重量も50g台と軽めなので、ヘッドスピードが遅めの人でも扱いやすい。純正Sのヘッドのスピードのストライクゾーンは42~47m/sぐらいか。

2代目RMXはツアーモデルもヘッドとシャフトを別々に購入できる。加えてシャフトラインアップも豊富。純正シャフト以外にも三菱レイヨンのディアマナ Wシリーズ、グラファイトデザインのツアーAD MTシリーズ、USTマミヤのATTAS 5GoGoシリーズもチョイスできる。パワーがある人や、しっかりしたシャフトを求める人は純正のオリジナルカーボンよりもアフターマーケット用シャフトの方が扱いやすいだろう。

弾道測定データ

シャフトTMX-514D
ロフト(度)10
長さ(インチ)45.25
飛距離(ヤード)275.5
初速(m/s)69.1
打ち出し角(度)11
スピン量(rpm)2299
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