マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル ドライバー

2014/05/13 09:00

クラブを計測してみると?

アスリート向けクラブの純正シャフト(S)としてはやや軟らかめだ

ノーマルポジションだと表示ロフト角が10度に対してリアルロフト角が10.25度。ツアーモデルだけあってリアルロフト角が小さめだ。フェース角は±0度。ライ角度は60.25度。捕まりに影響を及ぼす重心角は18.5度と非常に小さい。捕まりの良さよりも、左のミスが出づらいヘッドに仕上がっている。

ヘッドのスペックは重心距離が34ミリで、重心深度が33ミリ。フェースの高さは51ミリで重心高さが30ミリ(メーカー値)重心距離よりも重心深度が少し浅くなっている(ノーマルポジション)。

純正Sシャフトの振動数は248cpm。アスリート向けの純正シャフトのSとしてはやや軟らかめの設定である。長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ。バランスはD0.5。重量は303グラム(長さは60度測定法での計測)。45インチに換算すると305g前後。純正Sだと35~65歳ぐらいで、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTMX-514D
ロフト(度)10
リアルロフト(度)10.25
ライ角(度)60.25
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)248
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