マーク金井の試打インプレッション

三菱レイヨン BASSARA P(フェニックス)

2014/06/03 09:00

シャフトの挙動

シャフト試打で使うヘッドはテーラーメイドのグローレ。シャフト脱着式なので同じヘッドでテストできる。ロフト角は表示9.5度で、リアルロフト角が10.5度となっている。試打するシャフトは50g台のS。軽量シャフトなので、46.5インチで組み上げた(60度法測定)。
ワッグルしてみると手元側が少ししなり、中間部分が硬いのが手に伝わってくる。シャフトのしなり量が少ないタイプだ。挙動的には、バサラ ワイバーン、フブキ Jに似ている。

実際に打ってみても挙動は変わらない。切り返しで手元側がクイッと小さくしなり、ダウン後半からインパクトにかけては、シャフト全体が力強くしなり戻る。ムチのような挙動ではなく、シャフト全体が張りのある状態で動くが、インパクトゾーンではシャフト先端側の加速感も味わえる。シャフトの挙動としては弾き系。先端側が軟らかめなので中調子だがダブルキック的な挙動も感じ取れた。長尺効果も相まって、ボール初速も出ている。

シャフトの挙動としてはフブキ Jと似ているが、こちらの方のしなり感がマイルド。好みの問題もあるが、バサラ Pシリーズの方がいい意味でシャフトに遊びがあって、ミスに対する許容範囲が広い。軽量シャフトだがしっかり叩けるシャフトでもある。
弾道的にはストレートから軽いドロー。シャフト先端側が軟らかめで、高弾道で捕まった球が打ちやすく仕上がっている。

弾道計測してみると、いい感じで捉えると打ち出し角は12~14度でスピン量が2200~2700回転。高弾道でキャリーをしっかり出せるシャフトである。
方向性に関してはニュートラルからやや捕まるタイプ。先端剛性がそれほど高くないので、インパクトゾーンではヘッドがアッパーに動きやすい。捕まるシャフトであるが、インサイドから少しあおり気味に打っても引っかかりづらい。スライサーだけでなく、フッカーにも扱いやすいシャフトだ。長尺にしてもシャフトの挙動が落ち着いているので、46インチ以上でも扱いやすい。

【適正ヘッドスピード】
P53(S):43~48m/s

シャフトを計測してみると≫
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三菱ケミカル
発売日:2014/03/15 参考価格: 40,000円