マーク金井の試打インプレッション

グラファイトデザイン ツアーAD MJ

2014/12/02 09:00

シャフトの特性をズバリ

シャフトの特性は、中間部の剛性が高いが、手元のしなりを感じタイミングが取りやすく、先端のしなりでボールをつかまえやすい

グラファイトデザインの最新モデルとなるのが今回試打する“ツアーAD MJ”シリーズ。今年の8月頃から石川遼がテストしていることで注目を集めているシャフトで、多くのツアープロが使いはじめている。

これまでのツアーAD同様、手元側は横縞模様。シャフト全体はシックなブラックで、手元側の横縞はレモンイエロー。かなり派手なデザインであるが、一目見てグラファイトデザインのシャフトであることが分かる。

メーカー側の資料によると、ツアーAD MJはシャフト中間部の剛性を保ちながら、手元側の剛性を高められており、弾きと程よい粘りで暴れが少なく、叩いても左に行きにくい設計になっているとのこと。ドライバーの低スピン化が進んでいる近年のクラブ、ボールとの組み合わせにより、高弾道、飛距離、コントロール性能の向上へ導くとアピールしている。また、「ツアーAD MTの手元側をしっかりさせて、“弾き”が良くなった」タイプともコメントしている。

今回の試打クラブは60g台のシャフトだが、メーカーからクラブの状態で手元に届いたこともあって、試打クラブは組み上げていない。ブリヂストンのJ715 B3 ドライバーで試打することになった。

シャフトの挙動≫
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グラファイトデザイン
発売日:2014/11/06