金谷多一郎のクラブ一刀両断ブリヂストン J715 B3 ドライバー
まずパッとみて打ち出し角が高いのがわかります。打感も軟らかすぎず弾き感があって、高弾道で飛び出してくれます。
試打レビューを読むMJ6Sをマークダウン品で購入。生粋のスライサーだったが、思いきり振ってもプッシュアウトが出にくくなった。ミートすると飛距離も出るが、激飛びと言う訳でもなさそう。いろんなドライバーを試し、これより飛ぶクラブもある。ただとても打ちやすくOBも減り、実戦的なクラブ。何だかんだでずっとこれを使ってます。
わたしのラウンドスコアーは100前後でヘッドスピードも40前後しかありません。
しかし、20数年前の若いころ、ブリヂストンのドライバーでニューウイング(ハーモテックHTM-570)というSシャフトが付いたクラブを使用していまいた。そこでシャフトの硬さを比較するため、昔のクラブを倉庫から引っ張り出してきて硬さを見ましたら、昔自分はそのクラブを良く振っていたかと思うくらい硬くて、現在の Tour AD J15-11WシャフトのSシャフトはとても柔らかく誰でも振れる感じがします。
さっそくJ715 B3を練習場で打ちました。ロフト表示も9.5度ということですが、実際のリアルロフトは10.5度程度なので、軽く振っても普通に中弾道で気持ちよく伸びて飛んでいきます。
初めてのクラブで慣れていないこともあり、多少のプッシュアウトのような球がなん球か出ましたが、すぐに慣れて今までのスライス系の弾道はまったく出ません。(シャフトの硬さが影響しているかも?)
60代後半にして、やっと逸品のクラブに巡り合った感覚です。
■全体的な感想
エースドライバーのシャフトが重く硬く扱いがきつくなってきたので、少し楽に振り抜けて右に行かないセカンドドライバーが欲しくて購入。十分に楽しめるドライバー。
■デザイン
赤と黒のコンビネーションもシンプルでかっこいい。
460cc にしては大きく見えず、45.5inchの長さもあまり感じられません。
なので、フックフェースですが、慣れれば構えやすい。
■飛距離
エースドライバー(リョーマ)よりは距離は少し落ちますが、ランも出て、不満なし。
■打感
柔らかく、弾き感よりも、しっかり捕まえている感じが強いです。ミーリングの効果でしょうか?気持ち良く振り抜けます。
芯に当たった時とズレた時の打音が違うので、練習の励みになります。
■方向性
メインドライバー(リョーマ)の直進性とは全く異なり、軽いドローでフェアウェイを狙うタイプ。若干暴れる感じがあります。
捕まりは非常に良く、右へのすっぽ抜けもスライスも全く出ません。逆に、手打ちになると強いフックがかかる時があります。
■弾道高さ
高いという評判だったので、エースより1度低い9.5度にしましたが、ちょうどよかった。よく上ります。