マーク金井の試打インプレッション

グラファイトデザイン ツアーAD MJ

2014/12/02 09:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値はSで4.36(SRで3.85)とやや中間剛性が高く、弾き感はある。ムチのようなしなりもあり、弾きと粘りを上手く両立している

60g台のSは振動数が261cpm。アフターマーケット用のSとしては平均的な硬さだ。センターフレックス値は4.36とやや高い。60g台のSRは振動数が249cpmでセンターフレックス値が3.85。こちらもアフターマーケット用シャフトとしては平均的な硬さである。センターフレックス値が示すようにシャフトの中間部分やや高めだが、シャフトの挙動は大きい。素材の影響もあると思われるが粘り感があってムチのようなしなりを感じることができる。剛性分布(硬さの変化の分布)については、手元と先端剛性が低く、中間端剛性がやや高い。いわゆるダブルキック系に属するシャフトである。

【シャフト計測データ】
(ヘッドモデル名:ブリヂストン J715 B3 ドライバー、ヘッド重量:約197g)

MJ-6(S)
長さ45.75インチ/重さ309.8g/バランスD00/振動数261cpm/センターフレックス値4.36kg

MJ-6(SR)
長さ45.75インチ/重さ308.6g/バランスD00/振動数249cpm/センターフレックス値3.85kg

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グラファイトデザイン
発売日:2014/11/06