マーク金井の試打インプレッション

三菱レイヨン FUBUKI ATシリーズ

2015/01/06 09:00

シャフトを計測してみると?

振動数は253cpmと、アフターマーケットのフレックスSとしてはやや柔らかめ

60g台のSで振動数が253cpm。振動数はやや低めで、アフターマーケット用のSとしてはやや軟らかめな硬さだ。センターフレックス値は4.63と高い。手元側軟らかく、中間剛性が高いのが数値で分かる。そして、手でシャフトを山なりに曲げてみると、先端側が大きくしなる。中間剛性が高い中調子で、先端側のしなりも大きいシャフトだ。

素材の影響もあると思われるが、粘り感があってムチのようなしなりを感じることができる。剛性分布(硬さの変化の分布)については、手元と先端剛性が低く、中間剛性が高くなっている。ダブルキック系に属する剛性分布であるが、実際にスイングすると手元側のしなりは感じるが、先端側のしなりはあまり強く感じない。46.5インチで組み上げたが、バランスはD1.5とそれほど出ていない。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):FUBUKI AT60(S)
長さ46.5インチ/重さ312.9g/バランスD1.5/振動数253cpm/センターフレックス値4.63
(※ヘッド:テーラーメイド グローレ ドライバー(初代))

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三菱ケミカル
発売日:2014/09 オープンプライス