マーク金井の試打インプレッション

ヨネックス EZONE Tri-G ドライバー

2015/03/24 09:00

構えてみると?

ヘッドはオーソドックスな丸形、ロフト可変スリーブだがスッキリとしたネック形状となっている

ヨネックスのメインブランド『EZONE』シリーズの最新作として登場したのが、今回試打するEZONE Tri-G ドライバー。ヘッド体積は460CC。クラウン部分はヨネックスのお家芸であるカーボン素材。これまで同様、チタンとカーボンの複合ヘッドが踏襲されている。フェースの厚みは約51ミリ。前作EZONE XPドライバーに比べるとかなりシャローで、見た目からボールが上がりやすく、やさしさを強くアピールしている。ヘッド形状はオーソドックスな丸形、カラーリングはブラック。前作が赤と黒のツートンだったことを考えると、かなりおとなしいデザインだ。

シャフトとヘッドは脱着式で、シャフトの装着角度を変えることでフェース向き、ライ角、リアルロフト角が調整できる。ノーマルポジションでアドレスすると、フェースはやや左を向いたフックフェースに感じる。

ソールに目を転じると、3つの重量調整ネジがフェース側からバックフェース側にかけて縦に並んでいる。シャフトを軸にして同心円状にネジを配置することで、重量配分を変えても振り心地が変わらないそうだ。ネジは2gが2つ、12gが1つを標準装備。別売りで2g、4g、6g、8g、10g、12gがラインアップされている。

今回は重心位置を前後に移動することで、スピン量を調整出来る点を強くアピールしている。どんなゴルファーと相性が良いのか?そして調整機能でスピン量がどれぐらい変化するのか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ヨネックス
発売日:2015/03 オープンプライス