キャロウェイゴルフ キャロウェイコレクション ドライバー
2015/08/04 09:00
構えてみると?
キャロウェイゴルフからまったく新しいブランドとして登場したのが、今回試打する「キャロウェイコレクション」。これまでのキャロウェイゴルフのテクノロジーと感性を結集して作られており、さらに高級感にあふれたデザインが採用されている。
まず目を引くのが、ヘッド形状。キャロウェイの往年の名器「E・R・C II ドライバー」を知るゴルファーにとっては懐かしい洋梨形状。クラウンはバックフェース側にかけてキュッと絞り込まれている。フェースの厚みは約55ミリ。それほど分厚くないが、クラウンは盛り上がる凸状になっているため、アドレスするとディープな印象を受ける。バックフェース側もハイバックになっており、塊感が強くて引き締まって見える。ヘッド体積は450cc。だが、アドレスすると、その数値よりひと回り小ぶりに感じられる。フェース向きはスクエア感が強く、上級者が好む顔つきだ。
ヘッドのカラーは真っ黒で、ソールもイオンプレーティングのブラック仕上げ。ソール中央にはキャロウェイとモデル名のコレクションのロゴがやや控えめな大きさで入る。かつてのE・R・C II ドライバーのようにスルーボアは採用されていないが、ネックは非常に短く、これもまた往年のキャロウェイらしさをさりげなくアピールしている。
純正シャフトはグラファイトデザイン製のツアーAD CC。シャフトの中央から先端側にかけてはブラックで、手元側はシルバーとブラックの横縞ツートン仕上げ。
ノスタルジックな雰囲気を全面に打ち出しているキャロウェイコレクション ドライバー。上級者好みの外観とはいえ、実際はどんなゴルファーに適しているのか。じっくり、テストしてみたい。