マーク金井の試打インプレッション

プロギア 赤egg ドライバー

2015/10/13 09:00

構えてみると?

ヘッドはオーソドックスな丸型形状。ディープフェースとクラウン部分の大きな窪みが特徴

プロギアのeggブランドは「既成概念にとらわれない」「卵の殻を打ち破る発想」をコンセプトに開発している。その最新モデルのドライバーが2機種あり、SLEルール適合外の高反発『金egg ドライバー(高反発モデル)』もラインアップされるが、今回試打するのはSLEルール適合の『赤egg ドライバー』のほうである。

ヘッド体積はルール最大級の460cc。アドレスして、まず目に入るのがフェースの厚み。前作『プロギア egg bird ドライバー(2013年)』はややシャローだったが、赤egg ドライバーは明らかなディープ形状。フェースの高さは58ミリと分厚い。フェースの形状を円に近づけることでフェースがたわみやすくなり、ボール初速を上げたいという強い意図がうかがえる。

ヘッドはオーソドックスな丸型形状。これにより、ディープフェースでも重心が浅くならないような設計。ソール中央には大きな『egg』のロゴが入り、その後ろにはおなじみの羽の模様がデザインされている。

長さは45.5インチ(60度法計測値)。前作egg bird ドライバー(2013年)よりも2インチ短くなっている(メーカー表記は45インチ)。

そして特徴的なのが、ヘッド重量。前作は長尺でも振りづらさを感じさせないように非常に軽くなっていたが、今回は201gと重くなっている。ヘッドの重さでボール初速を上げて飛ばそうという狙いだ。グリップは通常のタイプよりも太く、メーカー側の資料によると、「太いグリップの方が力まない」とその理由をアピールしている。

前作とコンセプトをガラリと変えてきた赤egg ドライバー。その飛び性能がどんなものか、じっくりテストしてみたい。

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プロギア
発売日:2015/09/11 参考価格: 86,400円