プロギア 赤egg ドライバー
2015/10/13 09:00
クラブを計測してみると?
ロフト10度表示のノーマルポジションで、リアルロフト角は12.25度。フェース角は±0度(スクエアフェース)。ライ角は60.25度とアップライトで、重心角は28度と非常に大きい。スクエアフェースだが、前作プロギア egg bird ドライバー(2013年)に比べると明らかにつかまりを強く意識した設計になっている。
シャフトに装着した純正のオリジナルカーボンシャフトM-43(硬さS相当)は、中間から先端側のしなりが大きい、典型的な先中調子だ。硬さの目安となる振動数は237cpm。純正シャフトのSフレックスとしては軟らかめの数値だが、手元側が太くなっているので、頼りなさはまったく感じられない。トルク感も適度にあるので、スイングが乱れてもヘッドの挙動は安定している。
長さはメーカー値45インチに対して、実測値は45.5インチ(60度法計測値)。クラブ重量はオリジナルカーボンシャフトM-43(硬さS相当)で300.6g。バランスはD2。45インチ換算すると305g前後となり、50~65歳くらいの体力が平均的な男性ゴルファーと相性が良いスペックに仕上がっている。
クラブ測定データ
シャフト | オリジナルカーボン(M-43) |
ロフト(度) | 10 |
リアルロフト(度) | 12.25 |
ライ角(度) | 60.25 |
フェース角(度) | ±0 |
長さ(インチ) | 45.5 |
振動数(cpm) | 237 |