マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストンゴルフ JGR ドライバー

2015/10/27 09:00

構えてみると?

ヘッドはイエローが配されたカラーリングが印象的。ベーシックな丸型形状がやさしさを醸し出し、構えやすい

ブリヂストンゴルフのメインブランドであるJシリーズ。その兄弟モデルとして新たに登場したのが、今回試打する『ブリヂストンゴルフ JGR ドライバー』である。

アドレスして、まず目に入るのがクラウン前方部分のカラーリング。前モデル『ツアーステージ X-DRIVE GR(2014年)』と同じように、イエローを配したグラフィック処理がなされている。

ヘッド体積はルール最大級の460cc。丸型のヘッドは投影面積が大きく、フェースはややディープ。ブリヂストンゴルフの中では、見た目から感じられる「やさしさ」をアピールしているデザインと言える。

そして特徴的なのが、フェース。従来のJシリーズ同様、フェースにスコアラインを加え、ウェッジやアイアンのようにレーザーミーリングが施されている。メーカー側の資料によると、この細かい溝は、バックスピン量を減らす効果があるそうだ。

ソール側のデザインは、中央部分にブリヂストンゴルフの「B」の頭文字が大きく入り、トウ側にはイエローで「JGR」のロゴが配されている。重量調整ネジがバックフェース中央とバックフェース側のヒール側に2か所に配される。これにより、ヘッド重量だけではなく、重心角や重心の深さまで調整できるようになっている。

ツアーステージ X-DRIVE GRのリプレイスモデルというイメージを強く打ち出している、ブリヂストンゴルフ JGR ドライバー。クラウンが大きくたわむことでボール初速がアップする、とメーカーは強くアピールしている。その飛び性能はどんなもので、どんな弾道が出やすいのか、じっくりテストしてみたい。

打ってみると?(弾道は)≫
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ブリヂストン
発売日:2015/10/23 参考価格: 62,640円