マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ ビッグバーサ ベータ ドライバー(2016年)

2016/05/24 11:00

構えてみると?

ヘッド形状はオーソドックスな丸型で投影面積が大きい。ややシャローフェースなので、ボールが上がりやすいイメージが湧く

キャロウェイを代表するブランドであるビッグバーサ。そのビッグバーサシリーズの最新作となるのが、今回試打する『ビッグバーサ ベータ ドライバー(2016年)』。

ヘッド体積はルール最大級460cc。前作と体積は同じだが、モデルチェンジによって丸形ヘッドは投影面積が拡大され、見た目の安心感、やさしさが増している。ソールのデザインは立体的であるが、重量調整機能などは省かれており、非常にシンプルだ。シャフトも脱着式ではなく接着固定。これにより、ショートネックだが、すっきりとしたペンシルネック調に仕上がっている。

フェースの厚みは約52mm。シャローフェースは反発を上げるのに不利であるにも関わらず、今回もルール適合で反発を最大限に上げたとメーカー側はアピールしている。ヘッド色はネイビーブルー。ソールはネイビーを基調にシルバーとゴールドをあしらうことで高級感を演出している。

ビッグバーサ ベータ ドライバー(2016年)』の最大の特徴は、クラブ全体重量が軽いこと。ヘッドは約187gでグリップは約25g。シャフトはRで約44g。キャロウェイ史上最軽量のクラブに仕上がっている。男性用クラブとしては最大級に軽く、シニアゴルファーだけでなく、女性にも扱える軽さだ。

総重量の軽さを前面にアピールしている『ビッグバーサ ベータ ドライバー(2016年)』。今回のモデルチェンジによって、どれくらい飛距離性能がアップしたのか? じっくりとテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
1 2 3 4 5
キャロウェイ
発売日:2016/03/28 参考価格: 95,040円