テーラーメイド グローレ F2 ドライバー
2016/09/20 09:00
構えてみると?
テーラーメイドのプレミアムモデルに位置付けられるグローレFが約2年ぶりにモデルチェンジされた。初代同様、グローレFは「プレミアム・アスリート」というコンセプトに基づき、シニアのアスリートゴルファーを意識して設計されている。
ヘッド体積は460cc。今回もテーラーメイドならではの光沢感がある白ヘッドで、クラウン外周部分にはブルーのグラフィックが入っている。
ヘッドはシャープな洋なし形状。アドレスすると、「前作とまったく同じではないか?」と勘違いするほどヘッドシェイプが類似している。やさしさよりもシャープ感が強く打ち出されて、プロ、上級者好みに仕上がっている。フェースの向きもスクエア感が強いが、ニュートラルポジションでは、わずかにフックフェースだ。
ソールのフェース側には新たにスピードポケットと呼ばれるスリット(溝)が入っているが、モデルチェンジによって、このスリット(溝)がより幅広で深さも増している。前作との違いは重量調整ネジ位置。重量ネジがバックフェース側に移動し、重心をより深くしたい意図が窺える。
シャフト脱着方式の弾道調整機能(可変機能)がついているが、重心位置(重量調整ネジ)は変えられない。シャフトの装着方向を変えることで、ライ角、フェース角、そしてリアルロフト角が調整できるタイプだ。
ヘッド形状、構えた感じは初代グローレFと「瓜二つ」な新しいグローレ F。モデルチェンジによってどこがどう変わったのか、じっくりテストしてみたいと思う。