マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド グローレ F2 ドライバー

2016/09/20 09:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは中間部のしなりが大きい、典型的な中調子となっている

ニュートラルポジションの場合、表示ロフト角が9.5度でリアルロフト角が10.5度。フェース角は+1度とフックフェースで、ライ角は58.25度となっている。アップライトなポジションにするとライ角だけが61度となる。一番弾道が低くなるポジションに変更すると、リアルロフト角は8.5度で、フェース角は-1度。一番弾道が高くなるポジションに変更すると、リアルロフト角は12.5度となり、フェース角は+3度とフックの度合が強くなる。重心角は19~21.5度と、市販ドライバーの平均値よりもやや下回る。

シャフトは、メーカー純正のGL6600(フジクラ製)は中間部分が軟らかい中調子。振動数は230cpm。初代グローレFと比べると、2フレックス分ほど軟らかくなっている。硬さによって重量が異なり、Sフレックスの重量は53g(メーカー値)。トルクは4.1と少なめに設定されている。

長さはメーカー値、実測値ともに46インチ。クラブ重量は291.7グラムでバランスがD3。45インチの換算重量は300グラムぐらい。50歳以上で、体力が平均的な男性が扱いやすいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトGL6600(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)58.25
フェース角(度)+1
長さ(インチ)46
振動数(cpm)230
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テーラーメイド
前作に比べ、つかまりがアップ
発売日:2016/10/07 参考価格: 91,800円