マーク金井の試打インプレッション

ヨネックス EZONE XPG タイプHD ドライバー

2016/11/15 12:00

構えてみると?

丸型でオーソドックス、クラウン後方にはインサイド・アウトのヘッド軌道のグラフィックが描かれ、ドローがイメージしやすい。

ヨネックスのワールドワイドモデルであるEZONE XPG ドライバー。その最新作となるのが今回試打する『EZONE XPG タイプHD ドライバー』だ。EZONE XPG ドライバーと併売されるので、兄弟モデルという位置付けにあるが、メーカー側はつかまりの良さを強くアピールしている。HDとはハイドロー(高弾道ドロー)という意味合いなのだろう。
兄弟モデルのXPG ドライバー同様、ヘッド体積は460cc。クラウン部分はカーボン素材で、XPGよりもさらにカーボンエリアが拡大しているそうだ。これによりクラウン重量が4g軽くなっている。

フェースとボディはチタンでヨネックスが得意とする複合ヘッドだ。フェースの厚みは約57ミリ。ディープフェースとシャローバックの組み合わせで、深低重心を狙っている。ヘッド形状は丸型でオーソドックスだが、クラウン後方にはインサイド・アウトのヘッド軌道をイメージしやすいグラフィックが描かれる。

ソール側はシルバー塗装で「X」のロゴが大きく入り、トウとヒール側はホワイト塗装。ヒール側にヨネックスのシンボルマークとメーカーロゴが入る。中央やや後方にタングステンの重量調整ネジが埋め込まれている。

シャフトとヘッドは脱着式で、シャフトの装着角度を変えることでフェース向き、ライ角、ロフト角が調整できる。長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ(60度法計測)。EZONE XPG ドライバー同様、今回もグリップのエンド側にタングステンが配合され、エンド部分だけで20gと非常に重い。ヘッド側とグリップ側にタングステンを配する設計がなされ、重いヘッドでもバランスが出過ぎないように仕上がっている。

つかまりの良さをアピールしているEZONE XPG タイプHD ドライバーだが、どれくらいつかまりが良くなっているのか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ヨネックス
発売日:2016/09/30 オープンプライス