マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド M1 460 ドライバー

2017/02/07 08:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトはアスリート向けにしてはやや軟らかめ。中間部分のしなりがやや大きいタイプ。ダウンからインパクトにかけては先端がやや多めにしなる

ノーマルポジションだと、ロフト角9.5度表示でリアルロフト角が10.5度。フェース角が-3度。見た目どおりにオープンフェースの度合いが強く、アドレスするとフェース面は右を向く。ライ角が54.5度と非常にフラットで、重心角は18.5度と小さめ。ノーマルポジションだとオープンフェースなので、スライサーよりもフッカーが構えやすいスペックとなっている。

ロフト角が一番多い状態に調整すると、フェース角は+1.25度でリアルロフト角は12.25度まで増えた。ロフト角が一番小さいポジションに調整すると、フェース角は-5度でリアルロフト角は8.5度となる。これまでのモデルと同様に、ロフト角を増やすとフックフェースになり、ロフト角を減らすとオープンフェースの度合いが強くなる。

純正シャフト(TM1-117)のSフレックスの振動数は250cpmと、アスリート向けにしてはやや軟らかめの設定で、中間部分のしなりがやや大きいタイプ。ダウンからインパクトにかけては先端がやや多めにしなる。長さはメーカー値、実測値ともに45.5インチ(※60度法計測)。クラブ重量は312.9gで、バランスがD2.5。30~50歳くらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーと相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTM1-117(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)54.5
フェース角(度)-3
長さ(インチ)45.5
振動数(cpm)250
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発売日:2017/03/09 参考価格: 77,760円