マーク金井の試打インプレッション

グローブライド オノフ ドライバー KURO

2017/04/04 08:00

構えてみると?

ヘッド形状はオーソドックスな丸型、ハイバック形状なので投影面積は小さく感じる。塊感のあるヘッドなので、見た目の安心感よりもシャープさを感じる

グローブライドのメインブランド「オノフ」のクラブには、対象ユーザーのタイプ別に"AKA"と"KURO"の2つのモデルがラインアップされている。今回試打するのはアスリート向けの「オノフ ドライバー KURO(通称:オノフ黒)」。

メーカーが強くアピールしているのが、同社契約の片山プロとのコラボレーション。今回のオノフ黒は、「クラブ別、番手別最適設計のやさしいモデル」をコンセプトに、ドライバーからアイアンに至るまで片山プロのこだわりを具現化したとのこと。そしてドライバーにおいては「オートマチックなやさしさ」をコンセプトに設計しているそうだ。

ブラック仕上げのヘッド形状は丸型でオーソドックスだが、目を引くのがクラウンとソール部分に配されたスリット(溝)。パワートレンチと呼ばれるスリット(溝)をヘッドの上下に入れることで、インパクト時にヘッドがたわみ、その復元によって打点のブレによる飛距離ロスを軽減できるという。

体積は460ccとルール最大級だが、ハイバック形状なので投影面積は小さく感じる。塊感のあるヘッドなので、見た目の安心感よりもシャープさをアピールしている。

フェースの厚みは約55ミリ、フェースの向きはほぼスクエアでアドレスすると弾道をイメージしやすい。フェースにはスコアラインに加え、非常に細いレーザーミーリング処理がなされている。これにより雨の日の水滴などによるスピンのばらつきを抑える効果を狙っているそうだ。

片山プロのこだわりが全面的に打ち出されたというオノフ黒。飛距離性能はどうなのか?どんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたいと思う。

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グローブライド
「新パワートレンチ」で飛ばす
発売日:2017/03/03 参考価格: 78,840円