マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド M2 フェアウェイウッド

2017/05/23 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトの『TM1-217』は重量が約51gでトルクが4.6。先中調子で中間部分のしなりを感じやすいタイプ

ロフト角は15度表示でリアルロフト角が15.25度、フェース角は-2度とオープンフェース。ライ角は58.5度とややアップライト。つかまりに影響を及ぼす重心角も15.5度と平均的なスペック。兄弟モデルの『M1』の3Wに比べると、ライ角はアップライト、重心角も数値が大きい。

フェース角がオープンなのでつかまるFWではないものの、『M1』と比較すると、すべての数値がつかまり重視になっている。左へのミスが出づらいFWであるが、『M1』に比べるとつかまった球が打ちやすい。

標準装着の『TM1-217』シャフトは、重量が約51gでトルクが4.6(※Sフレックス、メーカー公表値)。振動数は243cpm。メーカー純正シャフトのSとしては軟らかめで、M1の3Wと比べると0.5~1フレックスほど軟らかい。長さはメーカー値、実測値ともに43.25インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測311.4gでバランスがD2と、ドライバーの重量が295~305gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTM1-217(S)
ロフト(度)15
リアルロフト(度)15.25
ライ角(度)58.5
フェース角(度)-2
長さ(インチ)43.25
振動数(cpm)243
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発売日:2017/03/09 参考価格: 37,800円