テーラーメイド M2 レスキュー
2017/05/30 05:00
構えてみると?
テーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズには”M1”と”M2”がラインアップされているが、今回はユーティリティの『M2 レスキュー』を試打する。
ヘッド体積は106㏄と、ユーティリティクラブとしては平均的な大きさであるが、クラウンのフェース側が白く塗られているので、見た目はやや大きく感じる。
そして目を引くのがクラウンのカラーリング。『M2 ドライバー』、『M2 フェアウェイウッド』と同じく、クラウン部分は白と黒のツートンで、シリーズとしての統一感を出している。
ただし、ドライバーやFWと違い、ユーティリティのクラウン部分の素材はカーボンではなく、白い部分、黒い部分ともにステンレススチールが採用されている。
フェースの厚みは約35ミリ。クラウンが膨らんでいないので、アドレスするとフェースが薄べったく感じ、高弾道をイメージしやすい。
ソールに目を転じると、『M2 ドライバー』、『M2 フェアウェイウッド』と同じく、フェース側にはスピードポケットと呼ばれる溝が大きく入っている。
ヘッドとシャフトとは接着での固定式で、調整機能は省かれているが、これによりネック部分は細くスッキリしている。
シンプルな構造で飛びにこだわっているM2シリーズだが、『M2 レスキュー』の飛距離性能はどうなのか?つかまりやボールの上がりやすさはどんな感じなのか?じっくりとテストしてみたいと思う。