マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド M2 レスキュー

2017/05/30 05:00

クラブを計測してみると?

癖のない先中調子でタイミングが取りやすいシャフト

22度表示でリアルロフト角も22度。フェース角は-1.25度とややオープンフェース。ライ角は59.5度とややアップライト。つかまりに影響を及ぼす重心角は14度と、ユーティリティとしては平均的なスペックだ。

フェース角がオープンなので、すごくつかまるクラブではないものの、兄弟モデルの『M1 レスキュー』と比較すると、つかまった球も打ちやすい。

シャフトについては、標準装着の『TM5-217』は重量が約63gでトルクが3.0(※Sフレックス、メーカー公表値)。『M2 フェアウェイウッド』と比較すると約12g重い。先中調子で中間部分のしなりを感じやすいタイプのシャフトだ。

振動数は285cpmと、メーカー純正シャフトのSとしては平均的な硬さである。長さはメーカー値、実測値ともに39.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測343.2gでバランスがD0.5。ドライバーの重量が295~305gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフト「TM5-217」(S)
ロフト(度)22
リアルロフト(度)22
ライ角(度)59.5
フェース角(度)-1.25
長さ(インチ)39.75
振動数(cpm)285
自分に合ったスペックは?≫
1 2 3 4 5
テーラーメイド
発売日:2017/03/09 参考価格: 30,240円