マーク金井の試打インプレッション

ヘッドが走って初速が上がる 「USTマミヤ ATTAS CoooL」

2017/10/03 05:00

シャフトを計測してみると

振動数が245cpm、アフターマーケット用の50g台のSとしてはやや軟らかめ数値

50g台のSフレックスの振動数が245cpmで、アフターマーケット用のSとしてはやや軟らかめの数値。センターフレックス値も3.78と軟らかめの設定になっている。数値的にはそれほど大きな差はないが、前作「パンチ」と比較すると、手元がしっかりしていて中間部分が軟らかく、先端も軟らかめに仕上がっている。

中間から先端にしなりのポイントがある先中調子で、シャフト全体のしなり量は多めのタイプ。シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、中間から先端の方が大きめにしなる。

ねじれの目安となるトルクは4.4。適度なねじれ感があって、切り返しでタイミングが取りやすい。シャフトのしなり量は大きく、先端も良く動く。ヘッドが走って、つかまりがいい半面、振り急いでインパクトで手元が流れると、右にプッシュアウトが出る場合がある。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):ATTAS CoooL 5(S)
長さ45.5インチ/重さ306.4g/バランスD2.5/振動数245cpm/センターフレックス値3.78
(※ヘッド:テーラーメイド M2ドライバー)

このシャフトにお勧めのヘッド≫
1 2 3 4 5
UST マミヤ
走り系の軽硬シャフト
発売日:2017/07/21 参考価格: 43,200円