マーク金井の試打インプレッション

1発の飛びより平均飛距離を「キャロウェイ ローグ スター ドライバー」

2018/03/20 05:00

クラブを計測してみると?

スイングするとねじれが適度にあってタイミングが取りやすい

表示ロフト角が9.5度に対し、リアルロフト角は9.75度と差が少ないが、実際に打つと高弾道を打ちやすい。フェース角が-3.25度。個体差もあると思うが、オープンフェースの度合いが大きい。

ライ角は58度で最近のドライバーとしてはややフラット。ノーマルポジションでの重心角は25度と、平均を少し上回っている。投影面積が大きいにも関わらず、スイングするとヘッドが返りやすく、つかまりの良さを感じられる。

「Speeder EVOLUTION for CW50」のSはシャフト重量が約57g。トルクはメーカー値で5.9。実際にスイングしてみると、ねじれが適度にあってタイミングが取りやすい。振動数は247pmで純正シャフトのSとしては平均的な硬さである。

長さはメーカー値、実測値とも45.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は295.1グラムでバランスはD2。45インチ換算すると303グラム前後。40~60歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトSpeeder EVOLUTION for CW50(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)9.75
ライ角(度)58
フェース角(度)-3.25
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)247
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キャロウェイ
2本の柱をシェイプし、やさしさを追求
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