マーク金井の試打インプレッション

ミスに強くてまっすぐ飛ばす「ピン G400 MAX ドライバー」

2018/04/10 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフト「ALTA DISTANZA」はゆったりしたスイングを心がけた方がタイミングが取りやすい

ノーマルポジションだと表示ロフト角が9度で、リアルロフト角が10.75度。フェース角が-1.5度。ヘッドを地面に置いた時、フェースが少し開く方向に回転するので、計測時にはオープンフェースになる。ライ角は60.5度とややアップライト。

つかまりに影響が出る重心角は32度。G400 スタンダードタイプと比べると3度以上大きく、実際に打ち比べてみても重心距離が長い割にはつかまりが適度にいい。

ロフト角が一番大きい状態に調整すると、フェース角が-0.5度でリアルロフト角は11.5度となる。対してロフト角が一番小さいポジションに調整すると、フェース角が-2.5度でリアルロフト角は9.75度となる。

シャフトの長さはメーカー値、実測値ともに46インチ(※60度法計測)。純正シャフト「ALTA DISTANZA」の振動数は210cpmで、男性用しては非常に軟らかく、女性用に近いものである。

クラブ重量は285.2グラムで、バランスはD4。45インチに換算すると293グラム前後。50歳以上の男性シニアゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトALTA DISTANZA
ロフト(度)9
リアルロフト(度)10.75
ライ角(度)60.5
フェース角(度)-1.5
長さ(インチ)46
振動数(cpm)210
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ピン
体積460ccでMAXブレない
発売日:2018/03/08 参考価格: 68,040円