ミスに強くてまっすぐ飛ばす「ピン G400 MAX ドライバー」
2018/04/10 05:00
構えてみると?
ピンG400シリーズでは、ドライバーは3タイプのヘッドがラインアップされていたが、今回試打するのは新たに追加された「G400 MAX ドライバー」。
G400の既存のモデルのヘッド体積が445ccであるのに対し、「G400 MAX」はルール最大級の460cc。ヘッドをサイズアップすることで投影面積を広げ、慣性モーメントを8%増大させた。
アドレスした時にG400との違いはほとんどない。ノーマルポジションでアドレスするとフェースは少し開いた感じになるが、開く度合いはG400より少なめだ。
クラウンのフェース側にはフィンのような突起、「タービュレーター」が6つ搭載され、クラウン全体にもリブが4本配される。さらにヘッド後方にはボーテックと呼ばれるスリットが入り、空気抵抗を軽減させている。ヘッド体積が大きくなったが、G400に搭載されている機能はすべて踏襲されている。
ヘッドはG400と同じく、艶消しのマットブラック。純正シャフトはアドレスすると黒く見えるカラーリングがなされて、構えやすさにもこだわっている。
フェース形状は面長でG400に比べるとやや薄べったく感じる。バックフェースは非常に低くシャローバックで、重心を深く、低くしたい意図がうかがえる。
ソールに目を向けると、バックフェースの一番後ろにタングステンが埋め込まれている。これはスタンダードタイプとされる「G400 ドライバー」と同じ位置である。
ヘッドが一回り大きくなった「G400 マックスドライバー」だが、見た目から慣性モーメントの大きさがうかがい知れる。G400と比較して弾道はどのように変わるのか?飛距離性能はどうなのか?じっくりテストしてみたいと思う。