マーク金井の試打インプレッション

アイアン感覚で構えやすい「キャロウェイ ローグ スター ユーティリティ」

2018/05/29 05:00

構えてみると?

ヘッドの膨らみがやや大きめ。アイアンに近い感覚で構えやすい

今季のキャロウェイの主力ブランドであるローグシリーズ。今回試打するのは「ローグ スター ユーティリティ」だ。ヘッド体積は127ccで、ユーティリティとしてはヘッドの膨らみがやや大きい。

アドレスするとリーディングエッジはストレートで、トップラインがやや右を向いている。フェースの見え方は好みが分かれそうだが、引っかけや左のミスが出づらい顔つき。フェースプログレッションは小さめだ。リーディングエッジはそれほど前に出ていないので、アイアンに近い感覚で構えやすい。

一番の特徴はヘッド内部に搭載されたジェイルブレイク。ヘッド内部に2本の柱を埋め込むことでヘッドの剛性を高め、フェースの反発性能を向上させた。フェアウェイウッドと同様、ソールのフェース側にウエイトを配することで、重心を浅く低くする設計がされている。

また、クラウンの前方にはドライバーやフェアウェイウッドと同じく、ボーイング社と共同開発した、空気抵抗を軽減させるための突起も配されている。

飛距離とやさしさにこだわったローグシリーズ。そのユーティリティの飛距離性能はどうなのか?ミスに対する強さは?じっくりとテストしてみたい。

打ってみると?≫
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キャロウェイ
2本の柱をユーティリティに搭載
発売日:2018/02/23 参考価格: 46,440円