マーク金井の試打インプレッション

アイアン感覚で構えやすい「キャロウェイ ローグ スター ユーティリティ」

2018/05/29 05:00

打ってみると?

試打クラブは4Hで、表示ロフト角は20度。フェース上側のトップラインが右を向いていることもあり、アドレスするとフェース面がやや開いた感じに見える。スライサーよりもフッカーの方が弾道をイメージしやすい。

装着されるシャフトは「藤倉ゴム工業 Speeder EVOLUTION for CW 60」のSフレックス。ワッグルすると手元がしっかりしており、中間から先端がクイッと少ししなる。

まずはやや軽めのスイングで打ってみた。ローグ スターのドライバーやフェアウェイウッドと同じく、「シュパーン」という弾き感が強い音とともに、ボールは鋭く飛び出した。同社の「エピック スター ユーティリティ」を上回るフェースの弾き感が手に伝わる。

弾道は直進性が高いストレート弾道。ボールは打ち出された方向にまっすぐ飛んでいく。フェアウェイウッドと同様に慣性モーメントが大きく、ヘッドの挙動が安定しており、直進性が高い弾道を打ちやすい。

ヘッドスピードを40m/sぐらいで弾道計測すると、打ち出し角は15~16度で、スピン量は3400~3800回転。UTとしてはスピンが少ない。この4Hはグリーンに止まる球は打ちにくい半面、飛距離性能は高く、キャリーとランで飛距離を稼げる。ローグシリーズはドライバーよりも、フェアウェイウッドやユーティリティの方が飛びっぷりが良くなっているのを実感できる。

「Speeder EVOLUTION for CW 60」のSフレックスは、切り返しでシャフト中間部分がやや控えめにしなり、インパクトゾーンでは鋭くしなり戻る。フェースの弾き感に加え、シャフトの加速感でもボール初速の上がる感覚が手に伝わってくる。

キャロウェイは低スピン弾道で飛距離を稼げるユーティリティを作るのが得意だが、この「ローグ スター ユーティリティ」もスピンが少ない弾道をオートマチックに打てる。フェースの弾き感も強く、ジェイルブレイク効果なのか、歴代のキャロウェイで最も飛距離性能が高いユーティリティだ。

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キャロウェイ
2本の柱をユーティリティに搭載
発売日:2018/02/23 参考価格: 46,440円