打点がずれても芯ヒットの飛び「プロギア RS ドライバー」
2018/07/24 05:00
構えてみると?
プロギアのプロ&アスリート向けブランドであるRSシリーズは、約1年のサイクルでモデルチェンジがされている。前作と同様、ドライバーは2種類がラインアップされ、今回試打するのはつかまりを重視して設計された「RS ドライバー」。
ヘッド体積はルール最大級の460cc。投影面積も大きく、特に奥行き方向(ヒール側)にボリュームを持たせた、重心が深く、つかまりが良くなる形状となっている。
ユニークなのがクラウン上部のデザインで、フェース側は大きく傾斜したWクラウン構造。このクラウンの内側にリブを配することで、前作よりもインパクト時のフェースのたわみ(変形)がさらに大きくなった。独特な形状だが、これによりボール初速が上がり、かつ初速が上がるエリアの拡大を実現した。
フェースの厚みは約53ミリで、前作よりも3ミリほどシャローフェース。わずかではあるが、前作よりも高弾道をイメージしやすくなっている。
ヘッドとシャフトはネジ止めの脱着式。シャフトの装着角度を変えることで、ロフト角を1度変えられる。ソールにはウェイトとなるネジが1個装着されており、標準では8グラム。このほか3、5、10、15グラムのウェイトも別売りされており、ウェイトの重さを変えることで重心の深さを調整できる。
三菱ケミカルと共同開発された純正シャフトには“Diamana”のロゴが大きく入る。硬さによって重さが異なり、今回試打するM-43(S相当)は54グラムとなっている。
飛距離性能はどうなのか?つかまり具合はどうなのか?じっくりテストしてみたい。