マーク金井の試打インプレッション

つかまりが良く球が上がる「フジクラ スピーダー エボリューション 5」

2018/08/21 05:00

シャフトの特性をズバリ

両端を持って山なりに曲げてみると、手元が硬く中間から先端がしなるのがわかる

フジクラのメインブランドである「スピーダー エボリューション」。アマチュアのみならずツアープロの使用率も高いシャフトだが、その最新作となるのが今回試打する「スピーダー エボリューション 5」通称エボ5だ。前作「エボ4」は引き締まったブラックがベース色だったが、「エボ5」は鮮やかなブルーがベースだ。雲のようなふんわりとしたグラフィックが入り、中央部分に「Speeder」のロゴが大きくプリントされている。

エボ2」以降、歴代モデルに使用されている「超高弾性炭素繊維90tカーボン」を「エボ5」にも採用。また、東レ社製の高強度炭素繊維「T1100G」を使用し、フジクラらしい強烈な弾きを表現した。加えて低樹脂カーボンシートを採用することで、動きの無駄を排除し、素直なしなり戻りを実現しているとのこと。

「エボ5」は「初代エボ」のしなり感を継承しつつ、素直なしなり戻りとつかまりがアップする設計がなされている。さらにタイミングの取りやすさ、振り抜きやすさも向上しているらしい。

長尺をアピールしているシャフトではないので、今回は45.5インチで試打クラブを組み上げた。(60度法計測)

シャフトの挙動≫
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藤倉コンポジット
さらなる弾き感と飛距離性能
発売日:2018/08/22 参考価格: 43,200円