マーク金井の試打インプレッション

安定性抜群、幅広いゴルファーが楽しめる「三菱ケミカル ディアマナ DF」

2018/08/28 05:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は4.44と、やや硬め。中元調子で、手元側にしなりのポイントがある

振動数が259cpmで、アフターマーケット用のSとしては適度な硬さ。センターフレックス値は4.44と、やや硬めになっている。メーカー表記は中元調子で、実際にスイングしてみても手元側にしなりのポイントがある。ただししなり感がニュートラルなので、手元だけがクイッと大きくしなる感じは希薄だ。

シャフト全体のしなり量は大き過ぎず、適度なタイプ。シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、中間部分の剛性が高めで、先端のしなりが控えめなことが分かる。

ねじれの目安となるトルクは4.6。低トルクではないが、シャフトのバネ性が強いので、ねじれる感触はそれほど手に伝わらない。インパクトゾーンで手元から中間が鋭くしなり戻るタイプ。前作に比べるとややつかまりが良くなっている。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):ディアマナ DF 50(S)
長さ45.5インチ(※60度法計測)/重さ307.6グラム/バランスD3/振動数259cpm/センターフレックス値4.44
※ヘッド:テーラーメイド M3 460 ドライバー

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