AI技術による驚きのボール初速「キャロウェイ エピック フラッシュ スター ドライバー」
2019/02/05 05:00
クラブを計測してみると?
表示ロフト角が9.5度に対して、リアルロフト角が10.5度。フェース角が-1度。アドレスするとフェース向のきはほぼスクエアだ。リアルロフト角はそれほど大きくはないが、実際に打つと高めの弾道が打ちやすい。
ライ角は58.5度。前作よりも2度アップライトになっているが、今どきのドライバーにしてはフラットな部類である。
ニュートラルポジションでの重心角は24.5度。前作よりも2度少なくなっているが、それでも平均を少し上回る。実際にスイングしても、体積460ccのドライバーとしてはヘッドが返りやすく、つかまりも平均を少し上回っている。
「Fujikura Speeder EVOLUTION for CW」シャフトの重量は52グラム。手元剛性がやや高い中調子で、インパクトゾーンでシャフトの先端が鋭くしなり戻る。トルクはメーカー値で5.6だ。
実際にスイングしてみるとねじれが適度にあってタイミングが取りやすい。振動数はSで238pm。前作にくらべると0.5フレックスほど軟らかく、純正シャフトのSとしても軟らかめの仕上がりになっている。
長さはメーカー値、実測値とも45.75インチ(60度法計測)。クラブ重量は292グラムでバランスはD1.5。45インチ換算すると300グラム前後。40~60歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | Speeder EVOLUTION for CW(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10.5 |
ライ角(度) | 58.5 |
フェース角(度) | -1 |
長さ(インチ) | 45.75 |
振動数(cpm) | 238 |