ミスを気にせず気持ちよく飛ばせる「テーラーメイド M6 ドライバー」
2019/02/26 05:00
構えてみると?
テーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズの4代目として新たに登場した「M5」と「M6」。今回試打するのは「M4」のリプレイスモデルとなる「M6 ドライバー」だ。
「M4」と同様にヘッド体積は460cc。クラウンも同じくツートンカラーだが、フェース側のシルバーの面積が減り、マットブラックのカーボン部分の面積が広くなっている。
全体的なシェイプは「M4」を踏襲し、投影面積が大きな丸型形状。安心感がある形状でありながら、ツートンカラーでシャープなイメージも演出している。
ソールのデザインは「M4」とは大きく変わり、カーボンが占める面積が増え、中央のバックフェース側に大きなウェイトポートを配置。ここに46グラムのウェイトが配分され、これにより重心を低く、かつ深くする設計がなされている。
モデルチェンジで大きく変わったのがフェース。「M5」同様、意図的に定められた反発係数を超えるフェースを装着し、下部に空けた2つのポートからヘッド内部にレジン(樹脂)を注入することで、ルール上限ギリギリに適合するよう調整しているとのこと。
前作同様、捻れた形状の「ツイストフェース」を採用。フェースのトウ側上部はロフトが増え、フェースが開く。ヒール側下部はロフトが減り、フェースが閉じた形状になっている。こうすることで、打点がトウ側上部やヒール側下部に外れても、左右の曲がりを軽減できるそうだ。
「M6」はソールの弾道調整機能が省かれ、見た目はシンプルだが、今回のモデルチェンジで前作「M4」よりもフリーウェイトを増やすことで大胆な設計がなされている。
テーラーメイド史上最高の反発というフェースを装着した性能はどうなのか?本当に高い寛容性と飛距離性能は両立しているのか?じっくりとテストしてみたい。