ミスを気にせず気持ちよく飛ばせる「テーラーメイド M6 ドライバー」
2019/02/26 05:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと、ロフト角10.5度表示でリアルロフト角も10.5度と差がない。フェース角が-2度。ヘッドの据わりも影響しているが、アドレスするとフェースがやや右を向く。
ライ角が54.75度と今どきのドライバーにしてはかなりフラットだ。アップライトなポジションに変更すると、3度増えて57.75度になった。重心角は26.5度と大きい。「M5」の重心角は21.5度なので、数値的に見ても「M6」の方がつかまりやすく設計されている。
高弾道が打てるポジションに調整すると、フェース角は-1度でリアルロフト角は12.5度まで増える。低弾道が打てるポジションに調整すると、フェース角は-5度でリアルロフト角は8.5度となる。これまでのモデルと同様に、ロフト角を増やすとフックフェースになり、ロフト角を減らすとオープンフェースの度合いが強くなる。
「FUBUKI TM5 2019」のSフレックスの振動数は244cpm。今どきの純正Sシャフトとしては平均的で、「M5」の純正シャフトのSに比べると、やや軟らかめに仕上がっている。
長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は299.3グラムで、バランスがD2。30~55歳くらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーと相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | FUBUKI TM5 2019(S) |
ロフト(度) | 10.5 |
リアルロフト(度) | 10.5 |
ライ角(度) | 54.75 |
フェース角(度) | -2 |
長さ(インチ) | 45.75 |
振動数(cpm) | 244 |