マーク金井の試打インプレッション

弾道調整機能を搭載、求める弾道で飛ばす「ピン G410 PLUS ドライバー」

2019/03/05 05:00

構えてみると?

ヘッド体積は455㏄と前作より10ccサイズアップしたが、見た目での大きな違いは感じない

ピンの主力ブランド「Gシリーズ」の2019年モデルとなるのが「G410」。前作はヘッドが3種類ラインアップされていたが、「G410」では先行して2種類が市場投入された。今回試打するのは、弾道調整機能が新たに加わった「G410 PLUS ドライバー」だ。

ヘッド体積は455㏄と前作より10ccサイズアップしたが、見た目的には大きな違いは感じない。前作と同様、クラウンのフェース側にはフィンのような「タービュレーター」が6つ搭載されているが、この突起がより立体的になっている。クラウン後方のリブも形状と太さが変わり、よりシャープな印象を与えている。

モデルチェンジで新たに加わったのが弾道調整機能。バックフェース側には、中央、トウ寄り、ヒール寄りと3つのウェイトポートが配置されており、ウェイトをネジで固定できる。

中央はスタンダードポジションとなっており、ウェイトをヒール側に移動すると、重心距離が短くなってつかまりが良くなる。反対にウェイトをトウ側に移動すると、重心距離が長くなってつかまりを軽減できる仕組みだ。

フェース形状は前作同様、面長でややディープ。フェース厚は約55ミリと、前作より1ミリほど薄くなっている。バックフェースは非常に低いシャローバックで、重心を深く、低くしたい意図がうかがえる。

シャフトとヘッドは脱着式になっているが、シャフト先端に装着されるスリーブの形状が変わったため、これまでのピンのスリーブが装着されたシャフトは装着不可となった。しかし、これまでより調整可能な幅が広がり、ロフト角は最大で±1.5度、ライ角はスタンダートとフラットのどちらかにできる。

弾道調整機能が新たに加わり登場した「ピン G410 PLUS ドライバー」。直進性が増し、フォージドフェースの反発力も上がったそうだが、はたしてどのように生まれ変わったのか?じっくりとテストしてみたい。

打ってみると?≫
1 2 3 4 5
ピン
発売日:2019/03/21 参考価格: 74,520円