しっかりたたけてシャープに振りぬける「三菱ケミカル TENSEI CK プロ オレンジ」
2019/03/12 05:00
シャフトの特性をズバリ
欧米ツアーで人気が高い三菱ケミカルのTENSEIシリーズは、「数多くの素材が高性能シャフトとして転生する」ということからネーミングされている。
シャフトのベース色はガンメタリック。手元側には、モデル識別のためと思われるオレンジ色のシンプルなグラフィックが入り、シャフト中央部分に「TENSEI」のロゴがプリントされている。これまでの三菱ケミカルのシャフトに比べると、素っ気ないほどシンプルなデザインだ。
メーカーの資料によると「タングステンプリプレグシートをバット側に配置する最適重量配分設計により、フィニッシュまでストレスのない振りぬきを実現。さらに炭素繊維と高強度で衝撃安定性に優れるケブラー繊維のハイブリッドクロスが、これまでにない新たなスイングフィールをもたらす」とのこと。
手元側に比重の重い素材を用いることで、カウンターウエイトを狙っていると考えると、重めのヘッド、長尺での使用を意識して設計していることがうかがえる。
今回はシャフトの重量バランスを考慮し、45.75インチと少し長めに試打クラブを組み上げた。(※60度法計測)