レーシングマシンのようなレスポンスの速さ「フジクラ デイトナ スピーダー」
2019/03/26 05:00
シャフトを計測してみると?
Sフレックスのシャフト重量は61グラム(メーカー値)。振動数は254cpm。アフターマーケット用のSとしては平均的な数値。先中調子ということもあって、センターフレックス値は3.95と低めだ。
数値だけ見ると軟らかく感じるが、実際にスイングすると、高弾性シートの影響もあって数値よりもしっかり感がある。
しなりのポイントはシャフトの中間から先端側にある先中調子。シャフト全体のたわみ量(しなり量)は少ない。
ねじれの目安となるトルクは2.7。数値通りトルク感は非常に少なく、スイング中のねじれも非常に少ない。低トルクでシャフトの追従性が非常に高く、打点位置をコントロールしやすく仕上がっている。
【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):デイトナスピーダー(S)
長さ45.5インチ(60度法計測値)/重さ306グラム/バランスD3/振動数254cpm/センターフレックス値3.95
※ヘッド:テーラメイド M3 460 ドライバー