マーク金井の試打インプレッション

ツイストフェース搭載で安定の弾道「テーラーメイド M5 フェアウェイウッド」

2019/04/23 05:00

構えてみると?

ヘッド素材はチタンになり体積は142cc。前作「M3」よりわずかに大きくなった

テーラーメイドの主力ブランド「Mシリーズ」の4代目として新たに登場した「M5」と「M6」。今回試打するのは「M5 フェアウェイウッド」だ。

試打クラブは3Wで、体積は142cc。数値的には前作「M3」の3Wよりわずかに大きくなり、フェース形状は少しディープになっている。

ヘッドは「M5 ドライバー」と同じく、シルバーとブラックのツートンカラーでブラック部分はマット(つや消し)仕上げ。カーボンの部分の面積が増し、精悍な顔つきになっている。

今回のモデルチェンジの大きな特徴は2つ。ひとつはボディとフェースの素材がステンレスではなく、ドライバーと同じくチタンになったこと。比重が軽いチタンの採用により余剰重量が増し、ソールの中央に65グラムのウェイトが配置された。このウェイトはスライド式で、トウ側に移動させると重心距離が長くなり、ヒール側に移動させると重心距離が短くなる。

もうひとつがねじれた形状の「ツイストフェース」を採用したこと。フェースのトウ側上部はロフトが増え、フェースが開く。ヒール側下部はロフトが減り、フェースが閉じた形状になっている。これにより打点がトウ側上部やヒール側下部に外れても、左右の曲がりを軽減できるとのこと。

モデルチェンジで魅力的な機能が搭載されたが、クラブは打ってみないと性能は分からない。ノーマルポジションでどんな弾道が出やすいのか?飛距離性能はどうなのか?じっくりとテストしてみたい。

打ってみると?≫
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テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 51,840円