マーク金井の試打インプレッション

ツイストフェース搭載で安定の弾道「テーラーメイド M5 フェアウェイウッド」

2019/04/23 05:00

クラブを計測してみると?

「KUROKAGE TM5 2019」は追従性が適度に高く、自分の意図が伝わりやすいシャフトだ

ノーマルポジションだと、表示ロフト角が15度でリアルロフト角は14.75度。フェース角が-2度。アドレスするとフェースがわずかに右を向く。

ライ角は55.75度で「3W」としては平均的な数値だ。重心角は17度と、つかまりよりも左へのミスが出づらい数値になっている。ライ角をアップライトなポジションに変更すると、58度まで増やすことができる。

高弾道が打てるポジションにすると、フェース角は±0度でリアルロフト角は16.5度まで増える。低弾道が打てるポジションにすると、フェース角は-4.5度でリアルロフト角は13.5度となる。従来のモデルと同様に、ロフト角を増やすとフックフェースになり、ロフト角を減らすとオープンフェースの度合いが強くなる。

「KUROKAGE TM5 2019」のSフレックスの振動数は260cpm。「M5 ドライバー」より10cpmほど数値が大きいが、これはクラブの長さが2.5インチ短いからだ。

長さはメーカー値、実測値ともに43.25インチ(※60度法計測)。クラブ重量は319グラムで、バランスがD2。30~50歳くらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーと相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトKUROKAGE TM5 2019(S)
ロフト(度)15
リアルロフト(度)14.75
ライ角(度)55.75
フェース角(度)-2
長さ(インチ)43.25
振動数(cpm)260
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テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 51,840円