マーク金井の試打インプレッション

低スピン&強弾道で飛ばせる「テーラーメイド M6 フェアウェイウッド」

2019/05/14 05:00

打ってみると?

試打クラブの3Wのロフト角は15度。装着するシャフトは純正「FUBUKI TM5 2019」(三菱ケミカル製)のSフレックスで、ドライバー用と同じシャフトだ。

ヘッドをポンと地面にソールさせると、フェースは少し右を向く。表示ロフト角は15度だが、リアルロフト角はそれほど大きく感じない。ツイストフェースが採用されているからかも知れないが、「M5 フェアウェイウッド」と同じくフェースのトウ上側はフェースが開く度合いがやや大きめだ。

ワッグルするとシャフトは軽く感じ、しなりもやや大きめで、「M5」(「KUROKAGE TM5 2019」/三菱ケミカル製)より軽くて軟らかく感じる。

まずは軽めに打ってみた。一発目からフェアウェイウッドとは思えない強い弾道。フェースの弾き、ボールの飛び出しともに鋭く感じ、スピン量も少なく、軽く振っているのに飛距離がしっかり出ている。

印象に残ったのが振り心地の軽さ。「M5」よりクラブやシャフトの重量が軽いこともあるが、数値以上に振り抜きが軽い。その分ヘッドスピードを上げやすいメリットがあるものの、トップからダウンの切り返しで打ち急いだり力んだりすると、ダウンスイングの軌道が不安定になる場合がある。

弾道はストレートから軽いフェード弾道。つかまり具合は、ドローが打てるというより、ストレートな弾道が打ちやすい。「M6 ドライバー」と同じく、左へのミスが出づらくチューニングされている。

ヘッドスピードを43m/sに上げて弾道計測すると、打ち出し角は11度前後で、スピン量は2800~3100回転。3Wとしてはスピンが少なく、キャリーとランで飛距離を稼げるフェアウェイウッドである。低くティアップして打ったら、ドライバーのような低スピン弾道で飛距離が出た。

「FUBUKI TM5 2019」のSフレックスは、切り返しでシャフト中間部分がやや大きめにしなり、ダウンスイングではしなった分だけしなり戻る。「M6 ドライバー」で打ったときよりも、手元側のしなり感がやや大きい。

ツイストフェースによる左右のミスの軽減に加え、飛距離性能も高い。打感はソリッドで、チタンヘッドの「M5」に引けをとらない。シンプルな構造を好み、軽めのフェアウェイウッドと相性が良い人にとっては、非常に満足度の高いクラブだろう。

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テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 41,040円