マーク金井の試打インプレッション

大型ヘッドでやさしい軟鉄鍛造「ミズノプロ 920 アイアン」

2019/12/17 05:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番。ヘッドは大きくフェースも面長で見た目の安心感がある

長きにわたり、ミズノの主力モデルとしてラインアップされているミズノプロシリーズ。その中でも最もヘッドが大きく、やさしさを追求して登場したのが、今回試打する「ミズノプロ 920 アイアン」だ。

ヘッドはミズノお得意の軟鉄鍛造、バックフェースは凹みが深いポケットキャビティ構造。4~7番までがダブルポケットキャビティ、8番から下の番手はオーソドックスなキャビティ構造となっている。

アドレスすると、「本当に軟鉄鍛造アイアン?」と言いたくなるほどヘッドは大きく、フェースも面長。アスリート向けのミズノプロというよりは、同社のアベレージ向けシリーズのJPXかと思わせるほどの、安心感がある形状になっている。

ヘッドの大きさに合わせてソール幅もたっぷりと広く、フェースプログレッションも小さい。いわゆるグースネックで、この点もミズノプロとは思えない視覚的なやさしさを演出している。

ミズノプロにラインアップされているが、大型ヘッドでやさしさ満載に感じられる「920 アイアン」。どんな弾道が打ちやすいのか?軟鉄鍛造の打感はどうなのか?じっくりとテストしてみたい。

打ってみると?≫
1 2 3 4 5
ミズノ
ミズノなのに、やさしい。
発売日:2019/09/20