ソックス選びの正攻法
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2013年のマスターズは、プレーオフでオーストラリアのアダム・スコットが悲願のオーストラリア人初優勝を果たした。彼はこの試合で、終始パットに苦しんでいたが、勝負どころで劇的なバーディを決めた。彼のパターは今ルール問題で揺れる長尺パターを使用していたが、マスターズを見る限り、有利であるという感じではなかったが、皆さんの目にはどう映ったのだろうか。
さて、彼のパターは、スコッティ・キャメロンのプロトタイプ。残念ながら市場では手に入らないタイプ。一方、惜しくもプレーオフで2度目の勝利を逃したアンヘル・カブレラは、ピン スコッツデールTR シェイHと思われる。市販のスコッツデールTRは、長さが調整できる機能が注目の商品だが、カブレラは調整できないプロトタイプを使っていた。アマチュアにとって長さ調整はメリットがあるが、プロは自分に最適の長さを知っているのでこの機能が無いと思われる。また、最後に崩れてしまったジェイソン・デイは、テーラメイド ゴースト スパイダーのプロトタイプを使用していた。
そんな中、ようやく見つけたのが市販のパターを大事に使うブラント・スネデカー。彼はオデッセイ ホワイトホット XG ROSSIE。TVの画面でもわかるくらいの使い込みようで、かなりのお気に入りのようだ。マスターズを見ていていつも思うのは、パターの大切さ。マスターズの余韻に浸りつつ、中古ショップで心ゆくまでパターをチェックして見るのも楽しい。