最新モデルの大ヒットで、中古市場でのタマ数も豊富。好みのシャフトも見つけやすいはずだ

国内男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills 2013」は、小平智プロがメジャーで念願の初勝利を決めた。2010年にアマチュアで史上初のチャレンジツアーを制し、大学を中退してプロの世界に飛び込んだ。

華々しい活躍を続ける松山英樹や石川遼の2人のように、アマチュアからプロに転向していきなり活躍というわけには行かなかった。クオリファイングトーナメント（※略称QT、12月に行われるツアー予選会）の苦しさを知る23歳は、少し遅れてきた新星と言える。小平プロの魅力は、キレのあるスイングからの飛距離だろう。ドライビングディスタンスで常に上位をキープしている彼は、タイトリストと契約をしている。ということは使用しているドライバーは、今大人気の913Dシリーズのどちらかかと思うだろう。

しかし、使っているのは旧モデルのタイトリスト910D3。実は913Dシリーズの初速の出る弾きのよい鍛造フェースに馴染めなくて、フェースに乗ってる感じを味わえる910Dシリーズを手放せないという声を聞く。ヘッドスピードが速いプロならではのこだわり。

逆を言えば、910Dシリーズもまだまだ現役で使える性能ということだ。910Dシリーズは、中古市場でもまだまだ人気で、クラブ好きがこだわって使っていたドライバーだけあって、カスタムシャフト装着率が非常に高い。中古ショップのスタッフと相談して、自分に合ったシャフトを選ぶといいだろう。

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