片山晋呉の復活の影にキワモノパターあり
日本ツアー26勝、永久シードを持ちながら、最近優勝から遠ざかっていた片山晋呉。ミズノオープンの2日目全盛期の頃の爆発的なゴルフを展開し、最終的に4位タイに入り、2013年全英オープンの出場権を確保した。
すでに今シーズントップ10フィニッシュが3回と、復活優勝の手応えを掴んでいるように見える。精神的なことも大きいが、クラブの変化も大きいといえるだろう。ウッド、アイアンが好調だったときの、2007年に使っていたシャフトに戻している。ドライバーはグラファイトデザイン ツアーAD PTシリーズ。アイアンシャフトもグラファイトデザインに戻した。この連載でも何度か触れたが、シャフトはスイングとの相性が命。進化しているが、相性の良い物を使い続けるプロも多い。
そして復活の原因は何よりパットが入るようになったことだろう。使っているのは、オデッセイのバックストライクの中尺。ヘッドの後方側にシャフトがついた特殊なモデルだ。大ヒットとはいかなかったが、実際使っている人にとっては手放せないという人が多い。シャフトが左から入っているため、ハンドファーストに構えて、ハンドファーストインパクトしやすい。ショートパットに悩む人にとって抜群に効果があるパター。片山晋呉の中尺はツアーならではの特別仕様で残念ながら手に入らないが、普通の長さなら中古市場にはまだまだ、流通している。ショートパットをしっかり打てないあなた!騙されたと思って手にとって、試打してほしい名器だ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー