運転中の横顔にオーラを
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今年のマスターズは、首位でスタートしたバッバ・ワトソンが最終日に5バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算8アンダーとして、最年少優勝記録を狙う20歳のジョーダン・スピースを振り切り、2年ぶりの大会制覇を成し遂げた。前半はスピースのペースだったが、8番ホールで流れが変わり、その後はワトソンの圧倒的な飛距離で差を徐々に引き離していった。
そこで今回は圧倒的な飛距離を支えるクラブを紹介しよう。ピンク色のヘッドが鮮やかなドライバーは、『HOT LIST JAPAN 2013』でゴールドに選ばれた「ピン G25 ドライバー」だ。クラウンにストライプを入れて一見『HOT LIST JAPAN 2014』のゴールドに選ばれた新製品の「ピン i25 ドライバー」に見せているが、ヘッドはG25のロフト角8.5度をチョイス。ボールを操るワトソンには、操作性のよいi25のが使い勝手がいいのではと思うが、ミスヒットに強い安定性のG25というのが面白い。
フェアウェイウッドも「ピン G25 フェアウェイウッド」で16.5度の4番ウッドと珍しいチョイス。ドライバーとの飛距離差と、ウェッジを4本入れるために、フェアウェイウッドは1本にして、技術で距離を調節していくという意図が窺える。アイアンは「ピン S55 アイアン」で、こちらは操作性重視のタイプだ。
世界でもトップクラスの飛ばし屋だが、ドライバーのシャフトはXシャフトの先端を0.5インチカットした程度で、アイアンもダイナミックゴールドX100と、スペックだけで言えば、その辺のアマチュアの自称飛ばし屋とあまり変わらない程度。それで13番のパー5では380y近く飛ばしてしまうのだから、我々もシャフト選びを見直したほうがいいかもしれない。G25シリーズは、発売から1年以上経過しているので中古市場でも玉数が増えてきている。ピンの純正シャフトは、少ししっかり目なのでそれを考慮して選んでほしい。
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