中古ショップ的 HOT LIST JAPAN 活用術
今年もこの時期がやってきた。著名なフィッターやクラフトマンを審査員として集め、国内で発売されている最新クラブを対象に、受賞クラブを決定するHOT LIST JAPAN。日本ではGDOが主催し、2012年から始まった(アメリカでは2004年から)。既に発売されたクラブだけでなく、これから発売予定の未発売クラブを格付けし、ゴールドメダルやシルバーメダルを決めていく。そこで今回は、この格付け企画を振り返り、過去のHOT LIST JAPANをチェックすることで、中古クラブ選びにも活用できる方法をお教えしよう。
まずはクラブの対象ユーザーを確認してほしい。HOT LIST JAPAN公式ページを見ると、“初・中級者”向きなのか、“中・上級者”向きなのかが記載されている。ここを見誤ると、せっかくのランキングを上手に利用できない。ただし、上級者でもできるだけミスに強いクラブを選びたい場合は、“初・中級者”向きをチェックするのもよいだろう。だがその逆、初心者が“中・上級者”向きを選ぶのは避けたほうがよさそうだ。
もう1つチェックしてほしいのが、“HOT/NOT”の部分だ。“HOT”は「ここがいい!」というポイント、“NOT”は「ここがイマイチ!」というポイント。メーカーの手前、そのクラブの良いところは記事になりやすいが、「ここがイマイチ!」というポイントは、なかなか目にすることがないもの。HOT LIST JAPANではこの“NOT”をズバリと書いてある。中古ショップで知りたいのは、ズバリここではないだろうか。例えば、HOT LIST JAPAN 2014でゴールド賞を獲得したヤマハ インプレス RMX 02 ドライバーのNOTは、「ヘッドの見た目よりも球がつかまるので、違和感を覚えるゴルファーもいる」であった。ゴルファーは持ち球がある、フッカーにとってヤマハ インプレス RMX 02 ドライバーは“NOT”だが、スライスに悩む人にとってかなりの“HOT”といえるのだ。
中古ショップでは、HOT LIST JAPAN 2012、HOT LIST JAPAN 2013の受賞クラブは、まだまだ現役。評価の高いクラブが、低価格でゲットできる可能性は高い。中古ショップを覗いてみて、コストパフォーマンスが高いかどうか、判断する基準としてHOT LIST JAPANをぜひ活用してほしい。HOT LIST JAPANは、最新クラブ選びのバイブルであるが、中古クラブ選びのバイブルでもあるのだから。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー