世界最少ストローク、PGA TOUR記録更新したクラブセッティングをチェックする
ジム・フューリックがトラベラーズ選手権 最終日で、ツアー新記録となる「58」をマークした。米国ツアーでは、「59」が最少として記録されていた。「58」は世界の主要ツアーでの最少ストロークタイで、2010年に石川遼が達成している。
ではジム・フューリックのクラブセッティングをチェックしてみよう。キャロウェイの契約プロなので、すべて同社のクラブを使用している。独特のスイングでさほど距離は出ないが、ツアー屈指のショットメーカーで、米国ツアーで17勝もしているフューリック。ドライバーは、『グレート ビッグバーサ ドライバー(2015)』。ビッグバーサシリーズには、プロ上級者に人気のビッグバーサアルファというシリーズがあるが、やさしいグレートビッグバーサを選んでいるのが面白い。こちらはボールの捕まりもよく、ミスヒットにも強い。すでにマークダウンが始まっているので、中古価格もグッと手を出しやすくなった。
フェアウェイウッドは、最新の『ビッグバーサ アルファ 816 フェアウェイウッド』を使用。こちらも新品はマークダウンされていて、中古売価もその影響を受けている。ウッド系は比較的新しいクラブが多いが、アイアンは2011年発売の『RAZR X FORGED アイアン』を使用。5年前のモデルで小さめのヘッドなのだが、トップ目に打ってもボールが上がるし、意外とミスヒットに強い。
面白いのがシャフトのチョイス。米国ツアーで人気が急上昇中のFSTというメーカーの『KBSツアー115』というシャフトを使用。何とフレックスは『R』。このメーカーは、表示と比べて硬めというのが特徴だが、Rシャフトを選んでいるのは面白い。
飛距離が出るほうではないが、58を出すのだから、ツアーで通用する飛距離は確保しているフューリック。そんな彼もRシャフトを選んでいるのだ。我々も見栄をはらず、少し柔らかめのシャフトを使ってみてはどうだろう?新品ではなかなか難しいかもしれないが、中古で安く買ってコースで試してみて欲しい。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー