ディアマナ ZF/ヘッドスピード別試打
西川みさと「40g台でもしっかりしなる」
―率直な印象は?
「『ディアマナ ZF』は、走る感じもありましたし、粘る感じもありました。“走り系”でもあり“粘り系”でもある。どちらの要素も含まれている、いいとこ取りのシャフトではないかと思います」
―走る感じもある?
「はい。前回 試打した『エボ6』より走る感じがあると思いました。硬さ(フレックス)Rで試してみたのですが、まったくRという感じがしなかったです」
―Rという感じがしない…?
「『R』というともっとやわらかくて頼りない印象があるのですが、この『ZF』は芯があり、力強い印象を受けます。振っていても合わせようと意識しなくても、分厚いインパクトを生んでくれる。頼もしいシャフトだなと感じました」
―「ZF50」と「ZF40」を試していましたが…?
「重さ40g台の『ZF40』でもちゃんと粘り感がありますし、しっかり振りきれます。40g台だと軽さの印象が強く、しなる感じが一切感じられない“棒”のような印象になってしまうことが多いのですが、『ZF40』は軽さがありながら“走り感”も感じられました。よくできた性能のシャフトだなという感想をもちました」
―選ぶとしたら、どっち?
「合わせるヘッドによると思いますが、40gでも問題なく、飛距離を稼げる組み合わせのクラブを作れると思います。振りやすいし暴れない。不安要素がない分、安心して振りきれますね」
―どのような人向き?
「ウーン…、HSが速い人だと少し走りすぎて、イメージとは違ってしまうなーという部分はあります。ですが、はっきり言えることは、私と同じHS(1Wの平均35~36m/s)の人には合うということ。重さを50gにするのか40gにするかは、好みかなー…。50gの硬さRで合わない人は、40gの硬さRにすれば良いというシンプルな決め方で良いと思います。性能がしっかりしているので、単純に感覚で決めても失敗しないモデルではないでしょうか」
西川みさと(42)
HS40m/s未満の技巧派プロ。1998年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー