テーラーメイド P790 アイアンを万振りマンが試打「誰もが『おっ』と驚く」
テーラーメイド 「P790 アイアン」の評価は!?
テーラーメイド P790 アイアンをフルスイング系YouTuberが試打したら…
アスリートモデルでありながらミスヒットに強く、飛距離も稼げる中空構造のテーラーメイド「P790 アイアン」。2017年の初代から二代目(19年)、そして今作と基本コンセプトを変えないまま細かい性能に磨きをかけ、正統進化を続けてきた。三代目はボールが上がりやすく、高い直進性をも実現するという。そんな“極まった感”の強い人気作を、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンの評価は!?
「実際打つとイメージよりも大きく感じる」
―率直な印象は?
「思ったよりも直進性が高く、曲がり幅の少ないアイアンに感じます。見た目の形状はスマートで、操作性の高さを感じますが、実際に構えてボールがある状態で構えてみると、イメージより大きく安心感がもてるタイプに感じました」
―イメージよりも大きく感じる…?
「はい。予想以上にヘッドが大きく感じ、ミスヒットに強く、やさしい印象を受けます。弾道も高く飛んでくれるので、気持ちよく振り抜ける。しかもスピン量を思うように入れることができ、縦距離の操作もできるので、実際のラウンドではかなり重宝しそうです。左右の操作は難しい半面、曲がりにくいので狙いやすく、とても実戦向きと言えます」
―アマチュアにも実戦向き?
「どんなプレーヤーでも、すぐに使ってみても大丈夫なほど万能なモデルに感じます。ツアーモデルは何度かラウンドで使って、慣れてこないとスコアに直結しにくいのですが、『P790』は本格派の見た目でありながらやさしい性能なので、難しく考えなくても自然にスコアが良くなる。気持ちよく振り切れることも相まって、幅広い層のゴルファーが扱いやすさを感じるモデルではないでしょうか」
―前作「P790 アイアン(2019年)」と比べてどう?
「前作のほうがヘッドが効いて、サイドスピンが多く入っていました。前作と比較しても、やはり同じように今作の直進性の高さを感じます。ヘッドの重心位置や構造、またフェースの反発力のおかげだと思うのですが、(ドライバーの)HS50m/s台の速さで振り抜くと、よりブレずにきれいにぶっ飛ぶ印象です」
―ヘッド以外での要素はどう?
「シャフト(『ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー』)を含めたバランスの良さが、直進性の高さを演出する要素として加味されているように感じます。前作は、ややシャフトの動きとヘッドの位置が合っていないように感じましたが、今作は必ずヘッドもイメージ通りに下りてきてくれる。微小ではありますが、バランスの良さが増した印象です」
―どのような人向き?
「全年齢のゴルファーが使っても『おっ』と思えるアイアン。それほど誰もが安心感をもてるため、これまでミスを恐れて仕方なく大型ヘッドばかり使っていた人も、見た目から入って良し。格好良さと実績が残せる点で、長い期間を納得して使えるモデルだと思います」
3項目で4.5点が並ぶ高得点【総合評価4.3点】
【飛距離】4.5
【打 感】4.5
【寛容性】4.5
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0
・ロフト角:30.5度(7I)
・シャフト:ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー(硬さS200)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー