ミズノ ST-X 220 ドライバーを万振りマンが試打「強弾道ドローが打てる」
ミズノ「ST-X 220 ドライバー」の評価は!?
ミズノ ST-X 220 ドライバーをフルスイング系YouTuberが試打したら…【万振りマン】
ミズノの世界戦略モデルとして、国内3代目となる「ST」シリーズ。なかでもつかまりやすいドローバイアス設計「ST-X 220 ドライバー」は、今季の国内女子ツアーで快進撃を続ける西郷真央の使用モデルとあり、注目度は増すばかり。そんな話題作をヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンの評価は!?
「打感と出球のギャップが新感覚」
―率直な印象は?
「打感は軽めの印象を受けるのですが、出球の強さをかなり感じました。一般的な『スタンダード』モデルを打っている感覚ながら、強弾道が打てる『ロースピンタイプ』モデルと同じ球筋が出ていたので、そのギャップに驚かされました」
―弾道の強さがロースピンタイプ並み…?
「はい。ロースピンタイプと呼ばれる、コブラの『キング LTDx LS ドライバー』やテーラーメイドの『ステルス プラス ドライバー』といったモデル群と肩を並べるほどの強さを持ち合わせています。そのうえで、ドローボールが打ちすい。比較的フェードで強弾道が出るモデルは多かったのですが、この『ST-X 220』はつかまり具合も強めで、球足が伸びる。ランを含めてトータルで飛距離が稼げる、強弾道のドローが打てる印象が強いです」
―飛距離性能は高い?
「安定感がありつつ、一発の飛びが期待できる飛距離性能もある。それをプレーヤーの意識ではなく、クラブの性能が引き出してくれています。無理に振りにいかなくてもいいのも良い点で、長く使っていけば、自然とミスを減らせる。そんな相乗効果が期待できます」
―気になる点は?
「ドローばかり出るというメリットを裏返すのなら、フェードが打ちにくいというデメリットになるでしょうか。あえて気になる点を挙げるとすれば、ボールの操作性。ただ、それを気にするゴルファーに向けては、直進性を追求した兄弟モデル『ST-Z 220 ドライバー』が用意されています。『ST-X 220』が明確に強いドローが打てることは、シリーズ内でしっかりとすみ分けができている証といえるでしょう」
―軽めの打感は気にならない?
「そうですね。一般的に強い球が出るモデルは、手応えというか、インパクトの瞬間に手のひらにズシっとくる感触が残るものですが、それほど手にくる重さはありません。ヘッド自体の振り抜きやすさが、そのように感じさせていると思います。フェースの弾き感は強いのに、打感は軽い。類を見ない、とても新感覚な印象です。それがマイナスというわけではなく、他社にはない特徴と言わしめる要素を持っています」
―どのような人向き?
「ゴルファーのタイプを選ばない守備範囲の広さを感じます。つかまりの良さを求めるHS40m/s前後の人にも、強弾道を打ちたいHS50m/s以上の人にも、低スピンで強弾道のドローが打てる。HSの遅い速いは関係なく、それぞれに武器となり得るドライバー。使うだけでラウンドが楽しいという声が増えるような気がします」
飛距離&構えやすさ4.5の高得点【総合評価4.2点】
【飛距離】4.5
【打 感】4.0
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.5
・ロフト角:10.5度
・使用シャフト:ツアーAD GM D(硬さS)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー